映画感想 : ザ・フラッシュ
めちゃめちゃ楽しみにしていた映画がやっと公開しました!!!
色々あって、本当に公開するんか、といった時期もありましたが、本当に見れてよかった。
※以下感想 ネタバレ注意※
原作フラッシュポイントのネタバレも含みます。
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〈キャラクターについて〉
まず!当方映画ジェスティスリーグ大好きマンなので(劇場公開版もスナイダーズカットも)、冒頭の救助シーンめちゃめちゃ楽しかった!
今作が最後のベンアフレックのバッツもしっかり活躍してたし、ワンダーウーマンも出てきて、ようやくあの続きが見れた感じがして嬉しかったです
そしてキートンバッツも最っっっっっっ高でしたね。ガジェットとかビークルとかもあえて最新版になってなくて、「あの頃」に戻ったバットマンの感じがひしひしと伝わってきました
クライマックスの戦闘の時にくどいほど流れる「バットマンのテーマ」、あれ好きだなー
「違う世界観のキャラクターが共闘している」感覚が音楽で鮮明になりました
同じ日公開のスパイダーバースでは、絵柄を変えることでそれを表現していますが、実写だとそうはいかない
だから「音楽」でそのキャラが纏う空気を変えて世界観を表現しているんだなと思います
他の映画でもやってる事ですが、この「マルチバース」の作品において、こんなにも効果的なんだと思い知らされました
スーパーガールも強くてかっこよかったですね
病院着のまま敵蹴っ飛ばすの最強感が出ててよかったです
今までのスーパガールのイメージをぶっ壊したビジュアルも最高でしたが、カル=エルの従姉妹なんだから、今回のビジュアの方がそれっぽいのでは、と思いました
またどこかで出てほしい
〈お母さんとトマト缶〉
原作のフラッシュポイントでは、フラッシュの宿敵がお母さんを殺した犯人だったり、割と意図的にめちゃめちゃにしようとしている感がありましたが、今回はたった1つのトマト缶で全てが変わってしまうという所がドラマだなと思いました
映画のバリーアレンはオタクでタイムリープものの映画も見ているようだったので、犯人を殺さなきゃいけない、とか重大な事だったら過去に戻ってないはずなんです
過去を変える重大さがわかっているから映画冒頭もかなり迷っていた
だけど「トマト缶1つ」という些細な事に気がついたから過去に戻ってしまうんですね
地球が滅ぶ世界線か否かの違いがたったのトマト缶1個
散々壮絶な戦いをした後でスーパーに戻ってきた時に、それかーーと思い直してとても切なくなりました
でも、トマト缶1つでそんな事になるんなら、上の棚に移動しただけでベンアフレックもジョージクルーニーになるわな
〈DC映画のエンドゲーム〉
MCUのファン感謝祭がエンドゲームであれば、DCは今回ですね
ラストの色んな世界が出てくるとことは内心叫びっぱなしでした
ジョーカーの声だけ、どのジョーカーかわからなかったから詳しい方教えてください
ニコラスケイジもやっとスーパーマンできて良かったですね
あの世界線の映画1本見たかったな
今後こんなに「DC映画追いかけてきてよかったーー!!」と思わせてくれる映画は無いのではないでしょうか
ユニバース作品とも違う、スパイダーマンノーウェイホームの時とも違う、もっとノスタルジーの乗った感激でした
リアルタイムで見てなかったとしても、「鳥だ!飛行機だ!」は知ってますもんね
フラッシュが過去に遡る時、過去から帰ってくる時に思い出を振り返っていたように、我々もDC映像作品の思い出を振り返っていたような気がします
2週目の入場者特典がバットマンのシールとの事で、もう一回行きたいなー
とにかく今回キートンバッツがめちゃめちゃ好きでした
(たまにパステルでお絵描きしています)